空の下で金色に輝く小麦畑。牛たちが草を食む緑の牧場。実りの大地「北海道」の素晴らしさを、私たちISHIYAはお菓子を通して伝えています。2017年9月、「TSUMUGI」シリーズに、新たに加えたのは、北海道の“バター”を使ったバウムクーヘン。
お菓子づくりにかかせないバターを追求し、風味豊かな道産小麦とともに、「北海道」が香り立つようなバウムクーヘンを作ろうと、研究と試作を重ねてきました。そして、ついに出来上がったのが、オーソドックスなスタイルの中に、香りとコク、そして幸せを感じる、外はさっくり、中はしっとりとした「なまらバターバウムTSUMUGI」です。
理想とするバウムクーヘンを完成させるには、何よりバターのチカラが必要でした。パートナーとなってくれたのは、北海道を代表する乳業メーカー「よつ葉乳業」。お菓子づくりのためにと共同開発したのが「ISHIYAオリジナル特選よつ葉バター」です。
現在、バターの製造は連続式バターマシンという装置で行うのが一般的ですが、よつ葉では商品の一部を伝統的な「チャーン製法」で製造しています。専門の職人がサイコロ型のタンク「バターチャーン」で生クリームを攪拌し練りあげる製法で、時間と手間はかかりますが、より深い味わいのバターが出来ます。
さらに、生クリームを乳酸菌で発酵させ、チャーンでじっくり練りあげる「発酵バター」にすることで、豊かな香りとコクを引き出しました。こうして、「なまらバターバウムTSUMUGI」につながる「ISHIYAオリジナル特選よつ葉バター」が生まれたのです。
バウムクーヘンは、芯棒に生地をからませ、回転させながら一層一層を焼き上げていきます。しっとりと仕上げるには生地の水分量がポイントになりますが、「なまらバターバウムTSUMUGI」の場合は、水分とバターのバランスが課題でした。
水分とバターは、いわば、水と油の関係。水分が多いとバターの風味とコクが薄まり、水分を減らすとバウムクーヘンのしっとり感が失われます。理想とするバウムクーヘンを目指して、時間をかけて試作を繰り返し、生地の配合から、温度、焼く時間まで緻密なレシピを作りました。
ただし、レシピ通りにいかないのもバウムクーヘンの特徴です。ISHIYAでは、選ばれた職人だけがバウムクーヘンの「焼成」を担当。経験と感性を生かして、一本一本を丁寧に焼き上げ、バターが香るしっとりバウムクーヘンが完成しました。
バターやチーズは、牛のミルク「生乳」から作られる乳製品。生乳の質がものをいうので、酪農王国・北海道の乳製品は高い評価を得ています。その中でも、特別に作られた「特選よつ葉バター」を使いました。まずは、封を開けた時の香りをぜひ楽しんでください。そして、切り分けた時の香り、さらに、口の中いっぱいに広がる香り。幸せな香りを三度は感じていただけるはずです。
バウムクーヘンは常温で食べるお菓子ですが、「なまらバターバウムTSUMUGI」は少し冷やして食べるのもおすすめです。バターが締まって、また違う味わいが広がります。バウムクーヘンのおともは?もちろん、ミルクやコーヒー・紅茶と相性ぴったり。さらに、上質なバターの香りはワインやウィスキーなどのお酒にもよく合います。お好みの飲み物と一緒に幸せなひとときをぜひお楽しみください。
特選よつ葉バターと道産小麦を使ったバウムクーヘン。
北海道のおいしさがぎゅっと詰まった、とても北海道らしいバウムクーヘンなので、
「なまらバターバウムTSUMUGI」と名付けました。
「なまら」は、「とても」「すごく」を意味する北海道の方言。
北海道のお土産としても、「なまら」おすすめです。
表示価格は全て税込価格です。
なまらバターバウムTSUMUGI
(ホール)
価格:1,296円
アレルギー
小麦、卵、乳成分、大豆
賞味期限
製造日から45日
熱量 | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
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424kcal | 6.1g | 19.7g | 55.5g | 0.6g |